宮城知事選挙は10月9日に告示され、26日に投開票されます。
現職の村井嘉浩氏(65)、元角田市職員の伊藤修人氏(33)、県議会議員の遊佐美由紀氏(62)、元参議院議員の和田政宗氏(50)、自然塾を主宰する金山屯氏(85)、出版社社員の武藤心平氏(49)が立候補を表明しています。
このうち、現職の村井嘉浩氏が30日に公約を発表しました。半導体工場の誘致やAIの活用など、新たな宮城県の成長戦略を示しました。
村井氏は人口減少に立ち向かうため、DX=デジタルトランスフォーメーションの必要性と、AIの活用などを進めていくと訴えました。
また、半導体工場の誘致については複数の世界的な半導体企業と交渉中とし、次の任期中を目標に宮城県に大規模な工場を誘致したいとしました。
村井嘉浩氏「DX化をどんどん進めていく。立派な工場を誘致して雇用を生み出して、若い人たちが働ける場をどんどん作っていく。非常に年収が高い職場もどんどん作っていく。そうやることで宮城県の所得をだんだん上げていく」
そして、AIの活用を訴えるため選挙期間中には「AIむらい」と題して生成AIが有権者の質問に答えるYouTubeライブを24時間稼働させるとしました。
また、仙台医療圏の病院再編については6期目に当選することで頓挫させないようにしたと説明し、引き続き再編を進めていく考えを示しました。