鳥インフルエンザウイルスを運ぶとされる渡り鳥の飛来の本格的を前に、宮城県大崎市で鳥インフルエンザ発生時の迅速な初動対応を目指す訓練が行われました。
訓練には、県職員など約120人が参加しました。
ニワトリ約17万羽を飼育する農場で鳥インフルが発生した想定で、テントの設営や防護服の着脱、車両の消毒方法などを確認していました。
宮城県北部地方振興事務所板垣博行地方振興部長「まずそれぞれの役割をしっかりと確認する。その中で課題等を検証しまして、万が一発生した時の初動対応をしっかりと知っておくということになるかと思います」
参加者「菌を入れないようにということで細かいところまで気を使ってやるんだなと思って驚きました。マスクとかゴーグルとかをこう密閉するというか、菌を入れないように防御するというのは、すごく細かいなと思って感じました」
宮城県では2024年、石巻市の養鶏場で鳥インフルが発生し関連農場を含め17万羽を殺処分しています。