埼玉県鶴ヶ島市の老人ホームで入所者の女性2人が死亡した事件で、逮捕された男は、犯行後に現場周辺の複数の防犯カメラに長時間映っていたことが分かりました。
木村斗哉容疑者(22)は15日、鶴ヶ島市の老人ホームで入所者の小林登志子さん(89)を殺害した疑いが持たれています。
同じ施設では上井アキ子さん(89)も死亡しています。
その後の捜査関係者への取材で、木村容疑者は犯行後に現場周辺に点在する複数の防犯カメラにおよそ6時間にわたり映っていたことが分かりました。
周辺に長時間とどまっていた可能性があるということです。
警察は木村容疑者の自宅を18日に家宅捜索していて、事件前の生活実態などについて調べています。