新型コロナや不漁の影響で中止が続いていた宮城県気仙沼市のサンマまつりが、6年ぶりに復活しました。

 気仙沼「海の市」サンマまつりは、気仙沼港で水揚げされた新鮮なサンマの炭火焼きが振る舞われる秋の恒例イベントです。

 サンマの水揚げシーズンに合わせて毎年開催されていましたが、新型コロナや不漁の影響で中止が続いていました。今年は水揚げが好調のため、2019年以来、6年ぶりに復活しました。

 18日はサンマの炭火焼き1000匹が振る舞われ、会場は多くの人でにぎわいました。

 岩手・釜石から来た人「味も良いし、こういうイベントっていうのは気持ちも高揚してなおさらおいしいような気もします」

 南気仙沼水産加工事業協同組合・阿部泰浩理事長「今年は久しぶりに品質の良いサンマが取れて、イベントができるようになって非常に良かったと思っています」

 また、会場では1回1000円でサンマのつかみ取りも行われ、参加者は1匹でも多く取ろうと真剣な表情で楽しんでいました。