宮城県の塩釜港でテロ対策の訓練が行われ、関係機関が不審者を制圧する流れを確認しました。

 訓練は塩釜港に不審者が侵入したという想定で行われ、宮城海上保安部や宮城県警など6つの関係機関から58人が参加しました。 警備員が船から大事そうに荷物を持って降りてきた不審者を呼び止め、関係機関に連絡します。不審者は逃走を図ろうとしますが、駆け付けた警察官が制圧しました。

 不審者の仲間が乗っていると思われる船には警察、海上保安部、税関が乗り込みます。 不審者2人がボートで逃走すると、すぐさま海上保安部のゴムボートが追跡し拳銃を構える不審者に威嚇射撃を行い、追い詰めます。

 仙台塩釜港湾事務所雫石光治所長「関係機関と引き続き連携し、安心安全を基本として円滑で活気のある港湾の運営に努めていきたい」