政府は秋の叙勲の受章者を発表しました。桐花大綬章には尾辻秀久前参議院議長らが選ばれました。

 受章にあたって尾辻さんは、今の国政に望むことを問われて「国会の本来の役割である議論を徹底して尽くして、必ず、良い方向に進めていただきたい」などとコメントしました。

 旭日大綬章には経済学者で元総務大臣の竹中平蔵さんらが選ばれました。

旭日大綬章 竹中平蔵さん 「私は研究者ですから、今後も引き続き、政策の研究を自分でやっていって、重要なことを発信していきたい」

 また、旭日小綬章には、漫画「デビルマン」や「マジンガーZ」などで知られる永井豪さんや、ロールプレイングゲーム「ドラゴンクエスト」の生みの親、ゲームクリエーターの堀井雄二さんらが選ばれました。

旭日小綬章 堀井雄二さん 「ゲーム自体が当時新しい遊びだったので、とにかく分かりやすくあったかい感じで、感情移入してもう一つの人生を楽しめるようなゲームを作ってやろうと思いましたね」

 ゲームクリエーターの叙勲は史上初めてで、堀井さんは「かつてはゲームが理解されない時代もあり感無量だ」と受章を喜びました。