物価高騰のなか、「家計の味方」ともいわれる鶏肉の価格も高騰しています。なかでも鶏むね肉は統計の残る1990年以降、最高値となっています。

 9月の国産鶏むね肉の平均卸値は、去年の同じ月と比べ54.6%高い1キログラム589円でした。

 食肉として最も安価な部類に入る鶏むね肉は、物価高のなか「最後のとりで」とされていますが、統計の残る1990年以降で最高値をつけました。

 一方、鶏もも肉の卸値は768円で、むね肉との価格差が急激に小さくなっています。

 むね肉は従来ジューシーなもも肉より需要が少なく、半値以下で取引される時期もありました。

(「グッド!モーニング」2025年11月7日放送分より)