9日からの秋の火災予防運動を前に、仙台市青葉区の藤崎で防災訓練が行われました。外国人客への対応も強化しています。

 従業員や消防隊員など約680人が参加した訓練は、営業時間中にマグニチュード8の大地震が発生し火災が起きた想定で行われ、従業員が初期消火をしたり、客を避難させたりする手順を確認しました。

 東北大学の留学生も参加し、今回初めて英語の館内アナウンスも流し、外国人客が落ち着いて行動できるよう今の状況などを伝えていました。

 この後、火災の煙の体験会や心肺蘇生方法の講習会も行われ、いざという時に備えていました。

 留学生「地震や火事が起きた時どうすれば良いか学べたので、より安全に避難できると感じた」「どうしたら良いか分からない外国人がいたら自分が助けてあげたい」

 藤崎と東北大学は2024年、仙台市の国際化に貢献する連携協定を結んでいて、外国人が安心して暮らせる町づくりを進めています。

 藤崎小野寺宣克営業本部長「ダイバーシティーという取り組みの中で、お客様の安全を第一にどんなことができるのだろうかということは少し考えて進めていきたいと思っております」