宮城県では、4日午後3時から5日午後3時までの24時間にクマが35件目撃されています。
大崎市6件、加美町1件、丸森町2件、登米市1件、大和町7件、富谷市1件です。
仙台市では青葉区の芋沢3件、大倉1件、新川1件、郷六で1件。泉区の北中山2件、住吉台東1件、福岡2件、根白石1件、西田中1件、紫山1件。太白区の秋保町2件、茂庭1件の計35件です。
宮城県が5日に発表したクマ目撃情報の年度推移によりますと、これまでで最多は2016年度の1642件でしたが、2025年度は10月31日時点でそれを上回る過去最多の2015件となっています。
2015年度は、住宅地や大学のキャンパスなど人の生活圏に多数出没しています。
人身被害も出ていて、県では強く注意喚起しています。
目撃情報に注意、クマ鈴を付けたり会話などをして音を出したりしてクマに自分の存在を知らせる、クマが活動しやすい朝夕の行動を控える、ごみや庭木の果樹などクマの餌となる物は放置しない、爪痕やふんなどクマの痕跡を見つけたらその場から離れる。
もしクマと遭遇した場合は、落ち着いてその場を立ち去るなど、近づかないようにしてください。