アメリカのトランプ大統領は牛肉やバナナなど一部の農産品を相互関税の対象から外す大統領令に署名しました。関税政策を巡って方針転換です。
アメリカ トランプ大統領
「価格を下げるが米国では競争力がないものだ。トマトやバナナなどは国内生産していない」
トランプ大統領は14日、バナナやコーヒー、牛肉など特定の農産品について、「相互関税」の対象から外す大統領令に署名しました。
国内での需要や生産能力を考慮し、「相互関税」の対象を修正する必要があったということです。
アメリカで物価高に対する消費者の不満が高まるなか、トランプ政権は、来年11月の中間選挙に向けて、関税政策の方針転換を迫られた形です。