安倍元総理を銃撃して殺害した罪などに問われている山上徹也被告の裁判で、25日2回目の被告人質問が実施されます。
2022年7月、奈良市で応援演説中の安倍元総理を銃撃し殺害した罪などに問われている山上徹也被告(45)の裁判は、先週20日から被告人質問が始まりました。
前回は、弁護側から45歳まで生きていると思っていたかと問われた山上被告は、「生きているべきではなかったと思います」と答えました。
これまで2回にわたり証言した母親については、「非常につらい立場に立たせてしまった」と気遣うような発言もありましたが、その半生には常に母親の旧統一教会への献金を巡るトラブルが付きまとっていたことが語られました。
25日午後から予定されている2回目の被告人質問では、安倍元総理を狙った理由など、事件の核心に質問が及ぶとみられています。