人や物の輸送需要が拡大する年末年始に向けて、東北運輸局による鉄道やバス、船舶などを対象にした安全総点検が始まりました。
10日午前、JR仙台駅の新幹線ホームでは東北運輸局の吉田昭二局長らが新幹線の発着に関する機器の点検を行いました。
局長らはホームに人が落下した際など緊急時に使用する非常停止ボタンや、新幹線を安全に出発させるためホーム上の人の流れを確認するモニターなどについて、職員の説明を受けながら入念に点検しました。
新幹線のホームで、問題は確認されなかったということです。
東北運輸局吉田昭二局長「これから人や物の輸送が増えて、運輸事業者が大変な時期を迎えます。鉄道をはじめ運輸事業は人の生活を支える大変大切なインフラでありますので是非普段より、より一層の安全意識を持ってしっかりと人と物の輸送をお願いしたい」
東北運輸局による安全総点検は1月10日まで行われ東北6県で111事業者、このうち宮城県は18事業者が対象となります。