東日本大震災から15年が経った11日夜、宮城県の被災地に震災の犠牲者を悼む明かりがともされました。明かりの1つ1つに訪れた人が思いをはせました。
仙台市青葉区の勾当台公園で行われた3.11キャンドルナイトは、地元の高校生が中心となり震災翌年から開催しています。
震災当時、高校生は2歳前後で経験はしていますが覚えてはいません。2026年のテーマ「芽吹く」は、震災を知らない世代が増える中で、震災の記憶を「守りたい」「伝えたい」と自分なりの思いを持つきっかけにしてほしいと考えられました。
「私もこの街中で被災したのであの当時のことがよみがるなって。あの当時はここまで復興するなんて思ってなかったので、15年経ってみると本当人の力ってすごいなって」
3.11キャンドルナイト実行委員会今井陽菜実行委員長「私たちの頑張りが皆さんの震災への思いを深められたのではないかなと、すごくうれしく思っております」
石巻南浜津波復興祈念公園キャンドルナイトでは、鎮魂の思いを込めた約4000個の灯ろうに明かりがともりました。「震災に負けない」という思いを込めて、震災1カ月後に設置された「がんばろう石巻」の看板。5年ごとに作り替えられ、現在の3代目も間もなく引退です。
「15年経ったんだっていう、早いっていう感覚の方がとても強くて、落ち着いてはいますけど何とも言えない日。たくさんの人が亡くなって我々は残されている部分があるが、やはり難しいですよね、何が復興なのかなって」「震災の時、北海道にいたんですけど、他人事じゃないなって。子どもが大きくなってからも話をずっとしていけたらなって思います」
石巻市の震災遺構で、児童と教職員84人が津波の犠牲になった大川小学校では竹あかりがともされ、県内外から多くの人が足を運びました。
2021年から始まった大川竹明かりは、遺族やボランティアが手作業で準備しました。当時の在校生の数と同じ、108本の竹に明かりがともされました。
「なかなか自分の胸の内では整理がつかないですけれど、この15年色々なことがあってたくさんの方々に出会い本当に寄り添ってね。ここが命の大切な学び舎として、長く長く残していくことに自分は活動していきたいなと」