スマートフォンのアプリ市場で自由な競争を促すいわゆる「スマホ新法」が18日に全面施行されました。

 スマホ新法=スマホソフトウェア競争促進法は、アップルとグーグルを規制の対象として、アプリストアやブラウザー・検索アプリなどのソフトウェアで自由な競争を促すことを目的としています。

 アプリストアの新規参入ができるようにすることや、基本ソフト=OSをアップデートする際に普段使いのブラウザーや検索アプリを利用者が選択できる表示を義務付けます。

 公正取引委員会はアップルとグーグルの寡占状態を是正し、競争を通じて手頃な価格でアプリを利用できるようにしたいとしています。

 その一方で、セキュリティーの確保や青少年の保護が不十分なサービスが提供される恐れがあるとの指摘もあり、利便性と安全性の両立が求められます。