学校給食が無い年末年始に食品の支援が必要な人に向け、NTT東日本グループが宮城県富谷市のフードドライブ団体に食品を寄贈しました。

 NTT東日本グループでは、2021年から従業員やその家族から余った食品を集め、支援が必要な人に届けるフードドライブ活動を行っています。

 18日、米やレトルト食品など約1100点230キロを富谷市のふうどばんく東北AGAINに寄贈しました。

 フードドライブ活動をめぐっては昨今、物価高や米価格の高騰の影響で寄付される食品の量が減っているといわれています。

 こうした中でも、NTT東日本グループでは前年より1割ほど多く集まったということです。

 NTT東日本宮城事業部平野裕企画総務部長「なかなか食品が手に入りづらい環境なのかなと思っていまして、たくさんの社員の皆さんに声を掛け合って少しでもたくさん食品を集めようじゃないかとやって、ご寄贈できたというのは非常に良かったかなと受け止めています」

 ふうどばんく東北AGAIN高橋尚子副代表理事「支援者の中からはお米が買えないという声が本当にたくさんございまして、お米は本当に貴重でありがたく思っています」

 集まった食品は、子ども食堂や支援を必要としている人たちに届けられます。

 khb東日本放送も、本社1階にフードボックスを設置してフードバンク活動を支援していて、ふうどばんく東北AGAINに食品を寄付しています。引き続き皆さまのご協力をお願いいたします。