JR仙台駅東口の慢性的な渋滞の一因ともなっていた信号の無い横断歩道が、18日に撤去されました。

 中島秀太記者「ロータリーも近い場所に設置されていた横断歩道が、安全確保のため撤去されました」

 撤去作業は18日の未明から朝にかけて行われ、横断歩道が無くなっていることに気づかずに横断する人の姿も見られました。

 2005年に設置された横断歩道は、信号待ちをせずに渡れるJR仙台駅への近道として利用されてきましたが、時間帯によっては歩行者が絶えず横断することで、慢性的な渋滞の一因ともなっていました。

 横断歩道の撤去に伴い、歩行者は北側と南側にある信号機付きの横断歩道を利用することになります。【

 「ここ通っちゃだめなのねこれから。しょうがないね」「便利だったんですよね。時間かからないので楽だったんですけど。でも状況見れば無くなった方が安全なのかとは思います」

 タクシー運転手「仲間の間でもやっぱりあのへんは詰まるねという話はよくしていますね」

 「いつもはだいたい1回では行けないので、何人か歩行者の方を見送ってから行く感じでしたけど、割とスムーズですね」

 混んでいる時には渋滞を避けるため、大周りになる別のルートを利用することもあったということです。

 タクシー運転手「流れが良くなった分、スピードとか出して事故を起こさないように気を付けたいと思いますね」

 宮城県警は、今後も交通事情に合わせて安全性を第一に見直しを進めていきたいとしています。