Jリーグは、34年目を迎える2026年から開催時期が大きく変わります。ベガルタ仙台の森山監督に、チームへの影響を聞きました。

 森山佳郎監督「移行期や移行してしばらくは、色々な問題点が出てくる。始まってしまったら従ってやるしかない」

 これまでJリーグは、2月に開幕し12月にシーズンが終わるという日程で開催されてきましたが、2026年からは8月に開幕し6月に閉幕する秋春制に移行します。

 このため来シーズンは2026年8月に開幕し、冬場に約2カ月の中断期間を挟み2027年6月まで年をまたぐスケジュールに大きく変更となります。

 メリットとして、夏場の試合数を減らすことができ選手や観客の負担を減らせるとされています。

 森山佳郎監督「本当は8月は外してもららいたかった。酷暑で夏は試合できないというところも大きな理由だった。開幕にどう合わせていくか、難しいかじ取りになる」

 更にヨーロッパの主要リーグは既に秋春制を採用しているため開始に合わせて移籍することができ、選手の海外移籍の負担を減らせることが挙げられています。

 森山佳郎監督「試合が無い期間があるということで、シーズン中はもしかしたら週に2試合が増えるかもしれない。もしかしたら連戦などにも対応していかないといけない」

 開幕前のシーズンオフに加え、降雪期間2カ月のウインターブレイクと試合が無い期間が2回あることで、これまで1回だったキャンプもシーズンで2回になるといった変化も出てきそうです。

 2026年は移行期の2月から6月に特別大会、J2・J3百年構想リーグが行われます。J2とJ3が地域ごとに10チームずつ4ブロックに分かれてリーグ戦を行い、プレーオフで順位を決定します。

 ベガルタは、モンテディオ山形やブラウブリッツ秋田などとホーム&アウェー方式でリーグ戦を戦います。

 森山佳郎監督「もちろん1試合1試合勝負にこだわってやっていきますけど、メンバー選考や戦い方は大きなチャレンジをして8月により成長した形で突入していきたい」