西日本を中心に20℃を超えるところも出てきました。10月並みの暖かさとなったせいか、年末の休日を外で楽しむ人たちの姿が多く見られました。
真っ白な霧が山肌を流れ落ちていきます。
「風伝(ふうでん)おろし」と呼ばれる現象。寒暖の差が大きく湿度が高いときに発生しやすいといわれています。
20日の列島は季節外れの暖かさとなりました。九州では半袖になる人もいたくらいです。
「春みたいだね~って話をした」
福岡は23.2℃まで上がりました。12月の後半に23℃を超えるのは89年ぶりです。
札幌も13日ぶりに最低気温が0℃を上回り、降り積もった雪が解けて、歩道は滑りやすい状態に。
奈良から来た家族 「10回は転んだ」 「そんなに転んでるの?」 「転んだよ」 「北海道の方は滑らずよく歩いているなって。うまいこと歩かれているなと」
冬らしくない天気ではありますが、今年もあと10日ほど。
無病息災を祈って入る「ゆず湯」は、年末ならではの風物詩でもあります。
「とっても温かくて良い香りで良いですね。ぜいたくな感じです。こんな朝から入って」
そして、年末といえば。
「クリスマス」 「サンタさんがこうやって来る」
みんな楽しみにしている一大イベントです。
ただ、ウキウキな気分とは裏腹に、空には厚い雲。雨がパラついたところもあるなど、関東は日差しも少なく肌寒い1日でした。
となると、やはり食べたくなるのは温かいもの。
「おいしい」
おいしい食べ物で温まり、1日かけて遊び回る。そんな人も多かったようです。
「(Q.このあとは)一回出て、アイススケートして、プリクラも撮って、ちょっと暗くなる前にここに戻っていっぱいご飯食べて、最後は大桟橋に行ってイルミネーション見ます」
21日の関東は20日よりも暖かくなる見込みです。