国民民主党の玉木代表は連立政権に入る場合、今の衆議院の選挙制度である小選挙区比例代表並立制が「ネックになる」との考えを示しました。

国民民主党 玉木代表 「ネックになるのは選挙制度です。連立は組んだらいいと思うんですけど、選挙で今の制度だと1人区なのでまたぶつかるので、これは我が党以前に、まず維新自民がどうすんのかなと」

 玉木代表は「2大政党制の時代は終焉した」と述べ、多党制のなかで3つから5つくらいの政党による連立政権の時代に移行していくとの考えを示しました。

 そのうえで「多党制を前提とした選挙制度に変えるべきだ」と強調しました。

 具体的には、1つの選挙区で当選する候補者の数を複数にしたうえで複数の候補者に投票できる「中選挙区連記制」を提案しています。

 一方、高市政権との今後の連携については政策の実現の度合いなどを見定めて「どこまで突っ込んでいくのか決めていかざるを得ない。模索している最中だ」と述べました。