宮城県涌谷町の県道に架かる橋で亀裂が見つかり、通行止めが続いています。県が現地調査を行いましたが、復旧のめどは立っていません。
県道涌谷田尻線の江合川にかかる涌谷大橋は、22日に車道と歩道の間に亀裂が見つかり通行止めが続いています。
23日に県の担当者などが、目視やドローンを使って亀裂の状況を確認しました。
1957年に完成した涌谷大橋は、10月から補強工事が行われていました。
役場など町の中心部とつながる重要な幹線道路で、迂回できる橋も遠いため住民への影響は大きいものがあります。
「役場があちらにあるもんだから、あとは駅があるから、だからそれで頻繁に通る。交通量が多いですよ」「毎日使っているので、どうしても遠回りしなくてはいけない、バイパスの方に。それは困るんで早めに直してもらった方がいい」
県は橋脚から傾いている可能性があるとみていて、現時点で復旧のめどは立っていません。