アメリカのトランプ大統領はガザ地区の和平計画を巡り、イスラム組織ハマスに対し速やかに武装解除するよう要求しました。
トランプ大統領 「ハマスの武装解除について話し合った。ハマスには非常に短い時間を与える。合意したのに武装解除しなければ厳しい代償が待っている」
トランプ大統領は29日、イスラエルのネタニヤフ首相と会談し、ガザ地区の和平計画を巡り、ハマスの武装解除を含む「第2段階」への移行などについて話し合いました。
トランプ大統領は記者会見で、ハマスが速やかに武装解除しなければ「代償を払うことになる」と警告した一方で、イスラエルについては和平計画を完全に履行しているとして、「何の懸念もない」と強調しました。
また、トランプ大統領はイランによる核開発の再開について「確認されていない」としながらも、「火のないところに煙は立たない」と述べ、アメリカ軍が6月に攻撃した核施設とは別の場所で、イランが核開発を進める可能性があると指摘しました。
そのうえでイランが核開発を進めた場合、イランへの攻撃は「より強力なものになる」と警告しました。