北海道小樽市のスキー場で5歳の男の子がエスカレーターに右腕を挟まれ死亡した事故で、過去にも転倒事故が発生していたことが分かりました。

朝里川温泉スキー場 玉川謙介総支配人 「ゲレンデの有料のエリアを優先して人を配置してしまった。本当に申し訳ないことをしてしまった」

 28日、小樽市の朝里川温泉スキー場でゲレンデに向かうエスカレーターの降り口付近で5歳の男の子が右腕を挟まれ、その後、死亡しました。

 運営会社によりますと、現場では過去にもエスカレーターでの転倒事故が発生していましたが、監視員を常駐させることはなかったということです。

 事故当時も現場に監視員はおらず非常停止装置も作動しなかったとみられていて、警察は業務上過失致死容疑も視野に捜査しています。