新年を迎える準備が各地で進んでいます。帰省や買い出しなど混雑する現場を取材しました。

■重量700キロ“ジャンボ鏡餅”奉納

 晴れやかな新年を迎えるための支度が各地で着々と進んでいます。

 栃木の高根沢町ではジャンボ鏡餅の奉納が行われました。40年以上前から続く恒例行事ですが、餅は年々大きくなり、今年は総重量およそ700キロまで巨大化しました。

訪れた人 「(Q.来年はどんな年になってほしい?)来年もう1人生まれる。家族がにぎやかになれば」

■縁起物「にらみ鯛」商店街に行列

 兵庫の明石ではにぎわう商店街にひときわ目立つ行列が。皆さんの視線の先にいたのは、おめでタイこちら。 

 「正月の三が日には箸をつけずに眺める」という風習から「にらみ鯛」という名前がついているんですが…。

「(購入したタイは)1月1日にはなくなる。息子が来て一緒に食べる」 「(Q.孫と買い物?)孫と、ひ孫」 「毎年30日くらいにおばあちゃんと一緒に来てる」

■“東京の台所”空から見てみると

 年の瀬の風物詩は上空からものぞけました。

 築地場外市場には正月の食材を買い求める人が集まる一方、渋谷のスクランブル交差点周辺は普段よりも幾分か空いているようです。

 大勢の列が整然と流れる場所もありました。東京ビッグサイトで開幕した冬のコミックマーケットが皆さんの目的地です。

 JR東日本の下りの新幹線は30日が混雑のピーク。東京駅では北陸新幹線「はくたか555号」の自由席の乗車率が130%に達しました。

乗客 「(Q.どこへ行く?)群馬です。おばあちゃんの家に行きます」 「(Q.どこへ行く?)新潟。人生ゲームをする」

 新幹線の上りのピークは来年1月3日になるということです。