南米ペルーの観光名所、世界遺産のマチュピチュにつながる鉄道で列車同士が衝突する事故が発生し、1人が死亡しました。

 30日午後1時半ごろ、マチュピチュにつながる鉄道で列車同士が衝突しました。

 CNNなどによりますと、この事故で運転士1人が死亡し、多くの観光客を含む30人以上がけがをしたということです。

 現地の日本大使館によりますと、けが人の中に日本人2人が含まれていたことが確認されました。

 病院に搬送されましたが、命に別条はないということです。

 マチュピチュは年間でおよそ150万人の観光客が訪れる人気の名所で、玄関口の都市クスコから鉄道とバスを利用するのが一般的です。

 事故後、マチュピチュとクスコを結ぶ路線の運行は停止され、地元当局が事故の原因を調べています。