愛知県豊田市のアパートで火事があり、焼け跡から42歳の女性が遺体で見つかりました。当初は火事とみられていましたが、死因は首を絞められたことによる窒息死で、警察は殺人放火事件として捜査を始めました。現場を取材すると、数日前に金髪の男性が大声で騒ぐ姿が相次いで目撃されていました。
■殺人放火事件大声出す“金髪の男”
(119番通報)「玄関から白い煙が見える」 事件発覚のきっかけは、住民からのこの通報でした。きのう17日、午前4時半ごろ、愛知県豊田市にある3階建てアパートの3階の一室で起きた火災。 現場は、名鉄・豊田市駅から約3キロにある住宅街です。 (近隣住民)「昨日の朝4時くらいに『ガチャン』というすごく大きな音がして、それで目が覚めてベランダに出たら臭かったんですよ。玄関に出たら換気扇から煙が出てた」 火事の通報を受けて駆けつけた消防隊員がベランダから室内に入ると、事態は変わります。 (草薙和輝アナウンサー)「愛知県豊田市の火災があった現場です。駆けつけた消防隊員が室内に入ると、ベッドの上に仰向けで倒れている遺体があったということです」 見つかった遺体は、この部屋に棲む小川晃子さん、42歳。 部屋は焼けていましたが、死因は首を絞められたことによる窒息死。警察は、何者かが小川さんを殺害した後に放火したとみています。 (竹田朝陽記者)「午前10時です。現場となった集合住宅に捜査員が入っていきます」 司法解剖の結果、遺体は死後1日以内で、16日の午後5時40分から、17日の午前4時40分の間に亡くなったとみられています。
(草薙和輝アナウンサー)「当該の集合住宅には、火災が起きる前、複数回にわたり、警察が出動していたということです」 (近隣住民)「15日の夜のトラブルは扉を叩いていて『出て来い、いるんだろ、開けろよ』と言っていた」 Q.何か騒いでいた? 「そう、金髪の…『LINE返せよ、ちゃんとLINE返せよ、分かったな』と言って、警察が『もう帰りなさい』と言って送り出して帰らせた。『覚えてろよ』みたいな感じで去っていったので絶対復讐しに来ると思ったんです。その日が初めてじゃない、扉のドンドンだったのでもっとエスカレートするだろうと思っていたらやっぱりそうだった」 取材から浮上した“金髪の男性”の存在。さらに住民は、金髪のこの男性が、元日にも来ていたと言います。 (近隣住民)「その(金髪の)男の人としゃべった時にちょうど明るいところだったので顔を見たんですけど、その時と15日に警察が来て暴れている時の人と一緒だった」 これは、同じ日に近所に住む別の住民が撮影した映像です。警察官が小川さんの部屋の前に来て、話す姿が映っていました。 またその日の夜にも、アパートの前に警察官が集まっていたと、撮影した人物は話します。 (近隣住民)「男性がすごい興奮し始めて、その階段のところで女性と何やら言い争いを始めたんです」 さらに、その翌日にも… 「金曜日(16日)の午前中か、私が自宅にいるときに男の人がドアをドンドン叩いて蹴ったり、すごい勢いで、なんか『入れろ』とかそんなような声、暴言吐いてました。最後に『もう知らんわ』みたいな捨て台詞を残してその場を去ったのは聞こえたかな」 警察によりますと、小川さんから知人男性に関する相談を受けていたということです。今後、この男性から話を聞きたいとしています。
1月18日『有働Times』より