安倍晋三元総理を殺害した罪などで無期懲役の判決を言い渡された山上徹也被告側が、判決を不服として控訴しました。

 山上徹也被告(45)の裁判員裁判では、被告の「宗教2世」としての生い立ちをどの程度考慮するかが主な争点でした。

 先月21日の判決では、山上被告の境遇について「不遇であったことは否定しないが、40代の自立した社会人で、人を殺してはならないことを十分に理解していた。生い立ちが大きな影響を与えたとは言えない」として、検察の求刑通り、無期懲役を言い渡しました。

 20年以下の懲役刑が相当と主張していた弁護側は、山上被告と協議したうえで、4日に控訴したことを明かしました。

 主に「量刑不当」などを主張するとみられ、今後、大阪高裁で審理されることになります。