警察に60回以上も落とし物を届けてきたという57歳の無職・中井三義容疑者。なぜ逮捕されたのでしょうか。

■スマホ届けた男逮捕 なぜ?

 被害者の男性は飲食店で1分ほど席を外して戻ると机に置いたスマートフォンがなくなっていたといい、被害届を出しました。

 数日後に見つかったと知らせがあり、警察から聞いた“拾って届けたという男”に連絡。すると、謝礼にあたる報労金を求めてきたといいます。

 男性は拾ったという男に会うと、金額を話し合って報労金5000円を渡しました。

 そして、男からは「落とさないようにスマホはちゃんとかばんにしまった方がいい」とアドバイスがありました。

 なくなる直前の様子を見たかのように話した男の顔に男性は、なぜか見覚えが…。

 それは飲食店で見せてもらった防犯カメラ映像。スマホを盗んで店を出る人物が映っていて、報労金を取りに来た男とよく似ていることに気付いたのです。

■「当然の権利だ」

 スマホを盗み、報労金をだまし取ろうとした疑いで逮捕された中井容疑者は…。

中井容疑者(容疑を否認) 「自分は落ちていたものを拾って交番に届けただけで、報労金を受け取るのは当然の権利だ」

 これまでに14人から報労金を受け取っているといい、警視庁が余罪を捜査しています。