アフガニスタンで実権を握るイスラム主義組織「タリバン」の暫定政権は26日、国境地帯にあるパキスタンの軍事施設などを標的に攻撃を実施したと発表しました。

 パキスタンから越境攻撃を受けたことに対する報復だと説明していて、今回の攻撃でパキスタン兵55人を殺害したと主張しました。

 一方、パキスタン政府もタリバン側に反撃。首都カブールなど22カ所を空爆し、タリバン兵など274人を殺害したと発表しました。

 ロイター通信によると、パキスタンの国防相は「我々の忍耐は限界に達した。今や我々は戦争状態にある」とSNSに投稿しました。

 去年10月にも衝突がありましたが、パキスタン国内で相次いだテロ事件を巡り、双方の関係は急速に悪化していて、事態のエスカレートが懸念されています。

(2026年2月28日放送分より)