女子サッカーの国際大会で国歌を斉唱しなかったイラン代表選手について、アメリカのトランプ大統領の要請を受けていたオーストラリア政府がビザを発給しました。
オーストラリアで開催されている国際大会に出場したイラン代表チームは、試合前に国歌を斉唱しなかったなどとして、帰国後に処罰される恐れがあると懸念されています。
オーストラリアのアルバニージー首相は10日朝の会見で、選手5人に対して人道ビザを発給したことを明らかにしました。
また「彼女たちは今、安全な場所におり、ここを家だと感じてほしい」としたうえで他のチームメンバーも含めた支援が可能と話しました。
この問題を巡っては、トランプ大統領が「イラン女子サッカー代表を帰国させることは、人道的観点からひどい過ちだ」としてオーストラリア政府に亡命を認めるよう求めていました。