囲碁の7大タイトルの最高位「棋聖戦」の第7局は挑戦者の芝野虎丸十段(26)が一力遼棋聖(28)に勝ち、初の棋聖タイトルを獲得しました。一力棋聖は5連覇を逃しました。

 一力棋聖に芝野十段が挑む棋聖戦七番勝負の第7局2日目は、神奈川県箱根町のホテルで26日午前9時すぎに始まりました。

 囲碁の7大タイトルのうち、「棋聖」「名人」「王座」「天元」「本因坊」の5冠を保持している一力棋聖は5連覇とともに「名誉棋聖」の資格獲得がかかっています。

 一方、芝野十段は3年ぶり2度目の挑戦で初の「棋聖」タイトル獲得とともに2冠を狙っています。

 ここまでお互い3勝3敗として、最終の第7局にもつれ込んだ対局は午後4時13分、芝野十段が一力棋聖に勝利し、初の棋聖タイトルを獲得しました。

 これで芝野十段は「2冠」となり、一力棋聖は5冠から「4冠」に後退しました。

 棋聖戦は1976年に創設され、すべての棋士に参加資格があり、優勝賞金は囲碁界最高の4300万円です。