宮城県利府町に残る約130年前に作られた鉄道の橋、旧東北本線藤田川橋梁が国の登録有形文化財に加わることになりました。
旧東北本線の利府-品井沼間は延伸に伴い1890年に開通し、その後海側に敷かれた現在の東北本線に対し山線と呼ばれ親しまれてきましたが、1962年に廃線となりました。
旧東北本線藤田川橋梁は、山線の利府−旧松島間、現在の三陸自動車道利府中インターチェンジから北に約400メートルの所にあります。1890年ごろに建設された、レンガ造りの橋です。
レンガの積み方は、縦と横を交互に積むイギリス式です。重い貨物の輸送や地震にも耐えられる、頑丈な作りとなっています。
山線の廃線後は一般道として利用されていますが、残存状態が良いことや開業当時の景観を今に伝える貴重さが評価されています。
利府町生涯学習課谷野俊平主査「歴史ロマンを感じるような物と捉えていただいて、身近に親しみを持って接していただけるように色々な企画をやっていきたいなと」
登録有形文化財への登録は、宮城県では237件目、利府町では初めてだということです。