政府は、高市総理大臣が大型連休中に合わせてベトナムとオーストラリアを訪問し、外交の柱である「自由で開かれたインド太平洋」構想の進化について演説すると発表しました。
木原官房長官 「東南アジアの中でも成長著しいベトナム、そして同志国連携の中核であるオーストラリアとの関係強化は、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けて極めて重要です」
訪問は5月1日から5日までの日程で、イラン情勢を受けたエネルギーの安定確保や中国による軍事力の増強への対応などが主要テーマとなります。
また、今年は2016年に当時の安倍総理が「自由で開かれたインド太平洋」構想を発表してから10年の節目にあたり、高市総理はベトナムでこの間の国際情勢の変化を踏まえ、構想の進化についてスピーチします。
外務省関係者によりますと、エネルギーや重要鉱物のサプライチェーン強靭(きょうじん)化など経済安全保障分野での協力強化に加え、日本が主導するCPTPP=包括的・先進的環太平洋経済連携協定の参加国拡大などが柱です。
また、防衛装備品などの無償供与を行うOSA=政府安全保障能力強化支援を通じた海洋安全保障分野での協力なども表明する見通しです。