過ごしやすい季節となりましたが、春は眠くなりやすいのか睡眠に詳しい仙台市泉区にある松田病院の宮下起幸さんに聞きました。
松田病院睡眠呼吸器科宮下起幸医師「春という季節が昼間の眠気を強くするという明確な報告は正直あまりない。ただ、昼間に眠気が来る場合は、その夜の十分な睡眠が取れているかどうか」
春は暖かいので眠くなるのではなく、様々な環境の変化によって夜充分に眠れないため昼間に眠くなる可能性があると話します。
宮下起幸医師「新生活が始まるこの時期は、生活リズムの変化が睡眠にも影響して、その結果として良く寝れないから昼間眠くなるということはあるかもしれない」
慣れない環境のストレスのほか、季節の変わり目による寒暖差などで体に負荷が掛かり、疲労が寝つきの悪さにつながることもあるそうです。
今の時期ならではのもう1つの理由が、花粉です。
宮下起幸医師「花粉症の治療薬の一部には眠気をきたすものがある。花粉症状で鼻呼吸ができなければ、睡眠中に口呼吸になってしまう。潜在的ないびき無呼吸症が出現することによって、睡眠の質が落ちて眠くなることもある」
睡眠の質を上げるにはどうしたら良いのか、まずは理想的な睡眠時間です。
一般的に7時間前後と言われていますが、個人差があります。
目安として6時間から8時間程度の睡眠を取ってみて、日中に強い眠気を感じないかどうかを基準に自分のベストな睡眠時間を探ってみてください。
その上で、1日のスケジュールに睡眠を意識して組み込むことが重要ということです。
寝る2時間から3時間前に軽い運動やストレッチ、入浴で一度体を温め徐々に体温を下げて眠りにつくこと。寝る直前にはスマホなどの強い光は避けることなどが質の高い良い睡眠につながります。
どうしても昼間眠くなるという方は、日中に20分ほどの仮眠を取ることや、コーヒーやお茶で適量のカフェインを取ることなども効果的だそうです。
宮下医師も、ここぞという大事な用事がある時はいつもお昼寝をしているとのことで、頭がすっきりし集中力が高まった状態で物事に臨めるということです。
以上を試しても眠い人は、医療機関への相談が必要だということです。