福島県の磐越自動車道で21人が死傷した事故で、現場には目立ったブレーキ痕がなく、警察は、マイクロバスの運転手がハンドル操作を誤った可能性もあるとみて調べています。

 警察によりますと、6日、郡山市の磐越道上りで、新潟県の北越高校の生徒20人が乗るマイクロバスがガードレールなどに衝突しました。

 この事故で反対車線に投げ出された新潟市の高校生・稲垣尋斗さん(17)が死亡し、後続のワゴン車も含めて20人が重軽傷を負いました。

 捜査関係者によりますと、現場には目立ったブレーキ痕がありませんでした。

 今のところマイクロバスの故障などは確認されていないということで、警察は、運転していた68歳の無職の男性がハンドル操作を誤った可能性もあるとみて、けがの回復を待って事情を聴く方針です。

 一方、亡くなった稲垣さんが通っていた高校では7日朝、全校集会が開かれ、夕方には保護者向けの説明会が予定されています。