川崎市でクレーンの解体作業中に3人が死亡し、1人が行方不明となっている事故から7日で1カ月です。専門家は原因について「フレームを傷つけた可能性がある」と分析しています。
川崎市で先月7日、クレーンの解体作業中におよそ400トンの重りが落下、男性作業員5人が転落し、3人が死亡しました。いまだ1人が見つかっていません。
事故の経緯を改めて整理します。
製鉄所の敷地内で解体作業中だった大型クレーン。
フレームにはバランスを保つために、およそ500トンの重りが設置されていました。
5人は重りの上で重機によって振動を加え、内部のコンクリートを砕く作業をしていたということです。
その作業中に重りは落下し、足場が崩れました。
専門家は解体工法の問題点を指摘します。
芝浦工業大学 稲積真哉教授 「フレームの周りに重なっている状態で500トンのコンクリートが存在していた。フレームまで削ってしまった、もしかすれば事故原因の一つではないか」
警察などは業務上過失致死の疑いもあるとみて原因を調べています。