宮城県松島町の国宝瑞巌寺の本堂で、唯一原本が展示されている重要文化財の墨絵の間のふすま絵が、修復のため撤去されます。原本は修復後、収蔵庫で保管されるため本堂で見ることができるのは17日までです。
瑞巌寺の本堂を彩るふすま絵のうち唯一、1622年製作当時のまま墨絵の間に立て込まれています。
墨絵の間は住職らの応接室や控室として使われていたとされ、ふすまには3つの水墨画が描かれています。
墨絵の間のふすま絵は、長年の使用による裂けやはがれを京都国立博物館で修復するため、19日に撤去されます。修復後には収蔵庫に保管されるため、一般の人が見学できるのは17日までです。
来場者「修復前の本物が見られてとても良かったです」
瑞巌寺千坂成也執事長「オリジナルだけが持つ重みや幽玄な雰囲気は、新しい物では出せない世界ですので、限られた機会に是非ご覧いただきたいと思います」
修復は2031年に完了する予定で、その後は模写したふすまが展示されるということです。