19日午前、宮城県大崎市古川でクマが民家近くの雑木林に居座ったため緊急銃猟で駆除されました。

 19日午前7時から午前9時ごろにかけて、大崎市古川新田でクマを目撃したと警察に通報が4件あり、駆け付けた警察官と大崎市の担当者が雑木林の中にいるクマ1頭を確認しました。

 警察と大崎市によりますと、クマは2時間ほど居座った後にフェンスをよじ登って住宅街に出てこようとしたため、大崎市は市民の安全確保のため緊急の猟銃使用を許可し、午前11時ごろにクマを駆除しました。

 駆除されたクマは体長1.1メートル体重約45キロのオスで推定4歳、近くを流れる川を伝って雑木林に迷い込んだと見られています。

 緊急銃猟によるクマの駆除は2025年9月の運用開始以降、宮城県で4例目です。

 相次ぐクマの目撃を受けて、仙台市はクマへの迅速な対応につなげようと出没が多い場所にAIカメラを設置しました。

 中島秀太記者「映り込んだ動物をAIが瞬時に判別し、クマだった場合は関係機関に通知してくれます」

 設置した通信機能付きのAIカメラは動く動物を検知すると録画を開始し、人口知能が何の動物かを判別します。

 クマとみられる場合には、仙台市の担当者や警察、消防に動画や画像とともに自動で共有されます。

 仙台市はAIカメラ設置でクマの行動経路を把握し、市街地と山の間に電気柵を設置するなど具体的な対策につなげたい考えです。

 仙台市環境共生課藤田慈彦課長「カメラが感知した時点で、速やかに啓発であったり対応だったりを図れるということが非常に大きな点かと思います。市民の皆様にも安心していただけるような対応を進めていきたいと考えております」

 仙台市はAIカメラを9台導入し、クマの出没頻度が高い市街地エリアを中心に、順次設置していくということです。