中国入りしたロシアのプーチン大統領と習近平国家主席との首脳会談が20日午後にも開かれます。双方の狙いはどこにあるのでしょうか。北京から報告です。
中ロ首脳会談が開かれる北京では、先週の米中首脳会談の際と同様、天安門周辺で両国の国旗が掲げられるなど友好ムードが演出されています。
今回、ロシア側の訪中団には、石油やガスなどといった分野のCEOらが多く同行しています。
ロシア側としては、ウクライナ侵攻以降、より経済的な依存度を高める中国に対し、エネルギー分野での協力をさらに強め、関係強化を図りたい考えです。
中国側としては、台湾問題について改めてロシア側の支持を確認するとともに、イラン情勢などについても協議します。
先週、友好ムードを演出したアメリカを念頭に、ロシア側との結束をアピールしたい考えです。
中国側は、「米中関係の安定と中ロ関係の強化は両立する」と捉えています。
中国側には、米ロ首脳が立て続けに中国を訪問する様子を内外に見せつけ、「大国外交」の中心は中国であるというイメージを作り出したい狙いがあります。