サッカー・ワールドカップの開幕が来週に迫るなか、イラン代表のコーチやサッカー連盟幹部らがアメリカ入国のためのビザ申請を却下されたことが分かりました。

 ニューヨーク・タイムズは5日、複数のアメリカ当局者の話として、イラン代表のコーチや医療スタッフら十数人とサッカー連盟幹部らがアメリカに入国するためのビザの申請を却下されたと報じました。

 これに先立ってホワイトハウス当局者は、アメリカ政府がワールドカップに出場するイラン代表の選手全員に入国ビザを発給したと明らかにしたうえで、「制度を悪用し、アメリカにテロリストを潜入させることは許容しない」と表明していました。

 イランサッカー連盟はFIFA=国際サッカー連盟に対し、「責任ある統括団体として、チームスタッフのビザ取得状況を追跡し確保する義務がある」と訴えています。

 イランの革命防衛隊との関係が疑われる一部のサッカー連盟関係者は、これまでにも、去年12月にアメリカで行われた組み合わせ抽選会や、4月にカナダで開催されたFIFA総会に参加できていませんでした。

 イラン代表のグループステージの試合は3試合すべてがロサンゼルスなどアメリカ国内で行われる予定で、15日にニュージーランドとの初戦を迎えます。