アメリカのトランプ大統領が戦闘終結に向けた協議でイラン最高指導部の承認を得たと表明したのに対し、イランメディアはこれを否定しました。

 イランメディアは11日、トランプ大統領はイランがアメリカの攻撃に屈服したという印象を与えようとしたと指摘しました。

 そのうえで、情報筋の話として仲介国カタールとの協議でトランプ大統領が追加で要求した条件をアメリカ側が撤回したことを伝えられたということです。

 これによって、およそ2週間前に両国の交渉団がほぼ合意に達し最終承認を待つだけとなっていた当初の案に条件が戻ったとしています。

 アメリカがイランの提案した覚書の内容を受け入れたようだとする一方、イラン側ではまだ最終決定は下されていないと伝えています。

 こうしたなか、イスラエルの首相府はネタニヤフ首相がトランプ大統領と電話会談をしたと発表しました。

 そのうえで最終合意には、イランが保有する濃縮ウランの撤去やそのための施設の解体、ミサイル生産の制限などが含まれているとの確約を得たと明らかにしています。