台風7号は26日から沖縄地方に接近しますが、気象庁と国土交通省は周辺の雨雲が活発な状態で警報級の大雨になる恐れがあるとして、土砂災害などに厳重に警戒するよう呼び掛けました。

気象庁予報課 池田徹主任予報官 「風が強まって暴風となってからでは避難することが困難であったり危険となったりすることもあります。きょうから、あさって(27日)にかけて、広い範囲で(大雨や土砂災害の)警報級の可能性があるというような予想」

 台風7号は26日、沖縄県や奄美地方に接近し、27日にかけて速度を速めながら九州や四国地方など西日本の周辺を通過し、関東地方に接近する予想です。

 気象庁は台風が接近する前から梅雨前線が西日本に停滞し、さらに活発な活動の影響で九州地方を中心に警報級の大雨の時間が長引く可能性が高いと指摘しました。

国土交通省 河川保全企画室 目黒嗣樹室長 「大雨となった地域では普段より少ない雨で水位が急上昇する場合もあります。今後、前線や台風の影響が予想される地域では河川や海の様子を見に行くこと、また、近付くことは避けて下さい」

 一方、フィリピンの東を進む台風8号は27日に日本の南で熱帯低気圧に変わってからも北上する予報です。

 この影響で暖かく湿った空気が梅雨前線に流れ込み、27日正午までの24時間の降水量が東海地方で300ミリ、関東甲信地方でも150ミリと予測されています。

 さらに、台風7号の影響も加わって長時間にわたって大雨となる恐れがあり、気象庁は土砂災害や河川の増水と氾濫に警戒するように呼び掛けました。

 そのうえで、台風が近付く前にハザードマップで最寄りの避難所や避難経路を確認するなどの事前の準備が重要だとしています。