25日朝、最大震度が東北地方で6強、宮城県で震度5弱を観測する強い地震が発生しました。気象庁は、今後1週間ほどは最大震度6強程度の地震に注意するよう呼び掛けています。
地震メカニズムの専門家である東北大学の遠田晋次教授は、次のように分析します。
東北大学災害科学国際研究所遠田晋次教授「震源が我々が住んでいる所に近かったので、揺れは震度6強まで出たということです。ただ、深さが非常に深い地震になります。海水を持ち上げたりしないので津波は起こらない」
「どうやら2025年11月くらいから、この周辺の広い範囲で地震活動が非常に活発な状態が続いています」
遠田教授は、今回の震源は岩手県沖でも特にひずみが集中している領域付近と指摘します。
東北大学災害科学国際研究所遠田晋次教授「この地域で起こった最大の地震が、1968年の十勝沖地震なんですね。紫色の線で引いた震源域で、非常に広い範囲で断層がずれ動きました。2025年12月の地震で緑で示した部分と2026年4月の地震はこの赤い部分なので、2つの部分は一部でひずみが解消されていると思いますが、中間でまだひずみが大きく蓄積されたままなんですね」
遠田教授は、今後も活発な地震活動は続くとして長いスパンで備えを続けてほしいと話します。
東北大学災害科学国際研究所遠田晋次教授「何度も経験されているので備えは十分できていると思いますけど、気の緩みがまた大きな災害に結び付く可能性もありますので、改めて地震への備えを見直していただきたい」
気象庁は、今後1週間ほどは最大震度6強程度の地震に注意してほしいと呼び掛けています。