来日中のIAEA(国際原子力機関)のグロッシ事務局長は、IAEAによるイランの核施設の査察の必要性を訴え、早期の現地入りに意欲を示しました。

グロッシ事務局長 「私たちには覚書があり、核問題はIAEAによって監督されると書かれています。監督をするには査察をしなければならない。それ以外の監督の仕方はありません」

 日本記者クラブで会見したグロッシ事務局長は26日、核問題を巡るイランとの専門家レベルの意見交換が、先週末にスイスのビュルゲンシュトックですでに「行われた」と明らかにしました。

 そのうえで、アメリカとイランの合意で明記されている「IAEAによるイランの核施設の監督」を順守するためには、イランの核施設の査察が必須であると主張しました。

 査察に関する具体的な日時は決まっていないとしつつも、IAEAは技術的な準備をすでに進めていて、一刻も早い現地入りに意欲を示しました。

 IAEAによるイランの核施設への査察に関しては、トランプ大統領がイランがIAEAによる核施設の査察を確約していると主張する一方、イラン側は査察は「計画されていない」と否定しています。