鹿児島の温泉施設から5歳の男の子が行方不明になって、まもなく1カ月です。17日に行われた捜索で子どものような遺体が見つかりました。

■捜索開始からほどなく…

 警察と消防およそ70人が集まり、夏休み前に行われた一斉捜索。

 開始からほどなく…遺体が見つかったと一報が入りました。

 この近くでは先月21日、温泉施設から5歳の保育園児・田中嶺臣くん(5)が行方不明になっています。

 熊本県から家族4人で鹿児島市の動物園を訪れ、帰り道に温泉に立ち寄っていました。

嶺臣くん 「もう少し入っていたい」

 1人で湯船に残り、両親と弟が脱衣場に行ったわずか数分の間にこつ然と姿を消しました。

■温泉施設から700m下流で発見

 温泉施設は、天降川(あもりがわ)沿いに建っています。捜索が行われたのは、そこから700メートルほど下流。警察によると、子どものような遺体は、岸に堆積した流木などに埋もれた状態でした。

 これは温泉施設の似たタイプの部屋です。露天風呂の先には、すぐ天降川を見渡すことができます。

 当時、温泉の窓は開いていたといいますが…。

温泉施設の支配人 「大人でも多分出るのは難しいと思います。(内側は)40センチくらいなので、立ち上がることはできるが、(外は)下が180センチあるので、そこから下りるというのが、足がまずつかないので」

 窓から地面までは高さおよそ180センチあり、身長120センチの嶺臣くんが容易に下りられるような高さではありませんでした。降りたとしても、そこから5メートルほど歩いた先には3メートルほどの土手があり、川にたどり着くまでは8メートルほどあります。

 当時、川の水は2日前に降った大雨で水位が4倍ほどに。ただ、17日であれば人が歩けるほどです。

 水が濁り、ダイバーも手探りでした。梅雨明けを待って、捜索が再開。

 捜索に加わった人は、「船を持っているから、2回ぐらい船を出して、状況を見たら海まで行ったかなと思っていた。ものすごい(水の)勢いで」と話します。

 発見された遺体は1メートル15センチで、服は着ていませんでした。警察が身元の確認を進めています。

(2026年7月18日放送分より)