大型で非常に強い台風13号が沖縄に直撃しています。台風は夏休みの観光も直撃。さらに来週は台風15号の影響も。

■暴風域に“線状降水帯”おそれ

 鹿児島県奄美市の街の景色は一変しました。

 強風の影響か、建物の外壁が落ちて道路をふさいでいます。建物は鉄骨がむき出しになっていて、残された外壁も風が吹くと大きく揺られています。

 奄美地方を直撃した大型で非常に強い台風13号。道路を走ると視界は白くかすみます。ワイパーが追いつかないほどの雨がフロントガラスをたたきつけます。

 激しい雨に加え、今年最大の風も吹き荒れました。

市民 「一番強いんじゃないですかね、私が経験した中で。スマホ飛ばされるくらいの風だった。生身で外に出て行ったら命も危ないなというか、何が飛んでくるか分からない」

 奄美地方では、およそ4万5700世帯に警戒レベル4「避難指示」が出ています。

 木々は風に激しくあおられ、街には被害が…。

 奄美市では、わずか1日のうちに8月ひと月分ほどの雨が降り、周辺では一時、2万戸以上が停電しました。

 沖縄本島も暴風域に入りました。なぎ倒されたサトウキビが風の威力を物語ります。

 那覇市内では70代の男性が風にあおられて転倒するなど、これまでに6人がけがをしています。

■ホテルで“足止め”夏休みに影響

 線状降水帯の予測情報も出された沖縄。夏休みの観光にも影響が広がっています。

 いつもなら観光客でにぎわう国際通りも、7日はひっそりとしています。

 沖縄の守り神・シーサーも強風に備え、ロープで固定されていました。

 空の便は大きく乱れています。沖縄や鹿児島を発着する便を中心に、日本航空と全日空合わせて267便が欠航。4万1000人以上に影響しています。

 5日に横浜から友人と那覇を訪れた女性。ホテルで足止めされています。

恩納村のホテルに缶詰めの状態 横浜からの観光客 「台風に直撃されたのは初めて。ちょっとびっくり。シュノーケルとか色々出掛ける予定だったが、できなさそう」

 沖縄本島の北に位置する与論島。「ヨロンブルー」と呼ばれる青い海に白い砂浜。夏の人気観光地ですが、7日は観光どころではありません。

 瞬間的に吹いた風は42.2メートル。8月の観測史上最大となりました。

 今回の台風はスピードが遅く、奄美地方は8日昼すぎにかけて、沖縄本島は8日夜遅くにかけて、少なくとも暴風に警戒が必要です。