オランダ中央銀行は2日、アメリカとカナダに保管していた金の一部、およそ86トンをロンドンに移したと発表しました。

 今年3月から8月にかけてアメリカとカナダで保管していた27トンの金塊をオランダに運び、同じ量をオランダからロンドンに送ったということです。

 このほか、およそ59トンをアメリカで売却し、同じ量をロンドンで買い直したということです。

 オランダ中央銀行は、「地政学的な不安の高まり」などへの対応だとしています。

 BBCによると、長引くイランとの戦争によるアメリカ経済の不透明感や、アメリカとカナダの間で貿易戦争が続いていることなどが背景にあると見られます。

(2026年9月5日放送分より)