JA全農みやぎが米を集荷する際に生産者に前払いする概算金の基準が、2025年より約1万5000円、率にして4割以上引き下げられることが決まりました。米農家からは、経営への影響を懸念する声が上がっています。

 栗原市志波姫の農事組合法人大江北では、約24ヘクタールの農地でひとめぼれなど2品種を栽培しています。

 代表の三浦健二さんは概算金の下落により売り上げの見通しが立たず、予算の計画を立てることに苦戦していると話します。

 三浦健二代表「一概に喜んで、今度はいきなり泣くような感じで。農家生かさず殺さず、政府とそういう関係だね」

 米の生産にかかる経費は年々高騰していて、農林水産省が所管する公益社団法人の試算によると60キロ当たり2万535円です。 三浦健二代表「肥料が1.5倍くらい高くなって燃料、機械類1割以上上がっているので、なかなか厳しいところはあります」

 概算金が下がってしまった分、今後は稲刈りや乾燥作業など農作業の部分委託を積極的に受けることで、経営への打撃をカバーしたいと話します。

 三浦健二代表「徐々に変動するなら良いけど、いきなりこれじゃあ政府もちょっと計画ミスと思います」