線状降水帯などの発生をリアルタイムで観測できるXバンドレーダーの点検が宮城県涌谷町で行われ、刻一刻と変化する雨雲の様子を伝える高精度の装置が公開されました。
棟形祐水記者「高さ40メートルの鉄塔にいます。これからXバンドレーダーの点検が始まります」
東北地方整備局の職員が10日、高さ40メートルの鉄塔の階段を昇り、ドームの中にあるアンテナが正常に動くかどうかなどを点検しました。
Xバンドレーダーは、発射した電波が雨粒に反射して戻ってくる信号を解析することで雨の量を計測し250メートル四方、1分ごとという非常に細かい精度で調べ、すぐにインターネットで配信できる仕組みです。
担当者「地域の雨を見守る監視員となっています。地域の安全を支える設備を見ていただいて、防災への関心を持っていただけたらと思います」
宮城県にはXバンドレーダーが2カ所に設置されていて、涌谷町のレーダーでは半径約60キロの範囲、県北部から仙台市周辺を観測しています。