災害級の豪雨が全国で頻発する中、周囲よりも道路が低いアンダーパスが冠水して、車が水没する事故も相次いでいます。

 8月の千葉豪雨など、全国各地で大雨による浸水冠水の被害が相次いでいます。

 大雨の中を車で移動する際に気を付けたいことが、高架下などに造られる掘り下げ式の道路アンダーパスの冠水です。

 7日の大雨により福島県いわき市では、冠水したアンダーパス内で車が水没し、60代女性が死亡しました。

 冠水の恐れがあるアンダーパスは、身近に存在しています。

 塩月菜々瀬記者「JR仙台駅から車で5分ほどの場所にあるアンダーパスは、周辺よりも道路がかなり低く大雨の際に冠水の危険がある場所の1つです」

 若林区新寺のアンダーパスは過去の大雨で度々冠水していて、2019年の台風19号の際には、車が水没しました。

 大雨が降った時に車を運転する場合、気を付けるべきことを仙台市の担当者に聞きました。

 仙台市道路保全課齊藤康彦課長「アンダーパスは周囲よりも低い構造で雨水が集まりやすく、集中豪雨の際には短時間で冠水する恐れがある。無理に進入せずに状況によっては迂回するなど、安全を最優先に行動していただきたい」

 大雨の際に冠水が想定されるアンダーパスは、仙台市に22カ所あります。

 車の水没事故を未然に防ぐため、仙台市が対策しています。

 アンダーパスの手前に設置された電光掲示板は、一定の水位に達すると路面冠水や通行止めなどの表示が赤いランプとともに点灯し、ドライバーに注意を促します。

 仙台市の主なアンダーパス10カ所に、電光掲示板が設置されています。

 水位が20センチを超えると、通行止めとなります。

 更に側面の壁には、水深を示すマーカーを各所に設置しています。

 仙台市道路保全課齊藤康彦課長「気象情報や現地の状況を確認するとともに、ご自身の身はご自身で守るという意識を持って行動していただくことが、何より重要だと考えている」