世界の海上輸送で重要な紅海沿いの拠点を相次いで制圧した親イラン武装組織フーシ派の幹部がANNの取材に応じ、要衝となる海峡も支配下に置いたとの考えを示しました。
フーシ派幹部 モハメド・アルブハイティ氏 「我々はバブエルマンデブ海峡に至るまでのイエメンの西側海域をすべて掌握した」
フーシ派の幹部アルブハイティ氏は、ここ数日の軍事作戦で、ホルムズ海峡に並ぶ要衝バブエルマンデブ海峡を支配下に置いたと主張しました。
一方で、標的は敵対するサウジアラビアのみで、「他の国には危害を加えない」との認識も示しています。
フーシ派幹部 モハメド・アルブハイティ氏 「イランはイエメンで起きていることに関与しておらず、役割を果たしていない。バブエルマンデブ海峡におけるフーシ派の政策はホルムズ海峡でのイランのものとは全く異なるからだ」
ただ、ホルムズ海峡の封鎖が続くなかで、代替として活用されてきた航路だけに世界のエネルギー価格へのさらなる影響が懸念されます。
アルブハイティ氏はまた、トランプ大統領がフーシ派から争いを望んでいないと連絡を受けたとする主張に対し、「アメリカとは連絡を取っておらず、全くの嘘だ」と否定しました。
そのうえで、サウジアラビアに加担をすれば、攻撃の対象になると警告しています。
一方、ロイター通信は、ドローン攻撃で被害を受けたサウジアラビアを東西に走るパイプラインに関して数日以内に再開されなければ、世界の石油供給量のうち、4%が失われる恐れがあるとする専門家の見通しを伝えました。
さらに情報筋の話として、備蓄は輸出量の1週間分ほどしかないのに対し、修復には1カ月半かかるとの指摘も報じました。